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アルゼンチン共和国杯2013

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ジャパンカップ、有馬記念、ステイヤーズSのステップレース

大舞台へのステップ競走として有力各馬が出走してくることも珍しくは無い本競走。今年は5戦して連対率100%と本格化を遂げたメイショウナルトが1番人気の支持を受けたが、東京コースで2度重賞を制している2番人気のムスカテールも侮れない存在。実力上位馬が人気を集める中、一発を見せる馬は現れるのだろうか。

コスモラピュタが積極的な逃げ

ほぼ揃った横一戦のスタートから好スタートを切ったメイショウナルトが先手を窺うが、最内枠発走だったコスモラピュタがこれを制して先頭に立ち、スタンド前を通過して行く。

前を追っての2番手にはモズ、3番手にニューダイナスティが控え、3番人気のルルーシュは4番手からの競馬。その外にメイショウナルトがつけて1コーナーのカーブへと向かって行く。

先頭に立ったコスモラピュタは2番手以下に2~3馬身のリードを取ってペースを掴み、単独で逃げる態勢に。2番手のモズも集団から抜け出して単独2番手を追走する形を取る。モズの1馬身半後方からは一気に外から上がってきたシゲルササグリが3番手、ニューダイナスティが4番手となり、ルルーシュは5番手に控えて前を追う。

馬群は一団となってコーナーを通過

レースは向正面に入り、先行~中団が全くの一団といった状態となってコスモラピュタを追う展開に。後続勢はまだ後方に待機したままだが、3・4コーナー中間を過ぎた辺りから徐々に進出を開始。コスモラピュタが先頭のままで4コーナーのカーブに入り、直線へと脚を運ぶ頃には、後続勢も前に追いついていたため、2番手以下が大きな一団となって直線に向かうこととなった。

ルルーシュが抜け出す

直線に入ってしばらくはコスモラピュタも先頭で粘りを見せていたが、外から交わしに入ったニューダイナスティが先頭に替わって逃げる態勢。しかし、内から2頭の間を割って入ったルルーシュがあっさりと抜け出し押し切りを狙う。

ルルーシュを追って外からはアドマイヤラクティとムスカテールも追い上げ、内を突いてはアスカクリチャンも手応え良く伸びてきているだけに、最後まで粘り切れるかがポイントとなりそうな展開だ。

アスカクリチャンが内から差し切った

ゴール前200mを通過して、抜け出したルルーシュが先頭をキープしていたが、内を突いたアスカクリチャンの手応えは絶好。内からルルーシュに並びかける間もなく抜け出すと、リードを半馬身、1馬身と広げ、7番人気の評価を覆し先頭でゴールを通過。

2番手争いは追いすがるルルーシュと外から並びかけたアドマイヤラクティの接戦となったが、僅かにクビ差抜けていたアドマイヤクティが2着を確保。ルルーシュは健闘するも3着までとなった。

なお、1番人気のメイショウナルトは好位を追走していたものの、直線で伸びを欠き14着。2番人気のムスカテールも抜け出そうとする場面が見られたものの、こちらも伸びず8着に敗れている。


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