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ユニコーンステークス2015

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ダートマイル戦線の次期主役候補達の対決

一昨年の本競争優勝馬ベストウォーリアは翌年のマイルチャンピオンシップ南部杯優勝を皮切りに今年のフェブラリーSで3着、かしわ記念2着とG1戦線で上位好走を果たす活躍を見せている。数々のダート名馬達が本競走を優勝しているだけに、今年も今後の大舞台で活躍を見せるであろう馬達を占う一戦となった。

アキトクレッセントとマイネルサクセサーが出遅れ

アキトクレッセントとマイネルサクセサーが出遅れ後方からの競馬となったが、その他各馬は一斉に好スタートを切って芝コースからダートコースへと向かっての先行争いへ。内から押していったピンストライプが先手を奪いに行くと、外からはノボバカラも上がっていき2番手へ。2頭の間からはブチコも加わって行き、その直後からダノングットも加わっての先行グループ。

先行グループから1馬身半ほど遅れてミッキーシーガル、ラインルーフ、マイネルオフィールが続き、それを追ってダイワインパルスと1番人気の支持を受けたゴールデンバローズが並んでいる。中団グループはクワドルーブルとアルタイルを筆頭に一団を形成しており、後方には出遅れたアキトクレッセントとノンコノユメが待機していた。

ブチコが先頭で3コーナーのカーブへ

先頭に替わったブチコが600mを34.5秒のタイムで通過して3コーナーのカーブへ。馬群はやや縦長といった展開を見せていた。前は抜けたブチコ、ピンストライプ、ノボバカラの3頭が競り合う形で3・4コーナーから4コーナーのカーブを回り、3頭が横並びとなって直線コースへ。後続の馬達もジワジワと加速して直線コースで追い上げる準備に入っている。

ブチコ、ピンストライプ、ノボバカラの接戦

先頭で直線に入ったブチコが粘り込みを図ると、並びかけたピンストライプとノボバカラもブチコを交わそうと脚を伸ばす。後続との差はまだ3・4馬身開いているだけに粘りこめればこの3頭で決まるのではといった展開を期待させる。

残り400mを通過すると、ここでピンストライプが失速して競り合いから脱落。ブチコとノボバカラの2頭が並んでゴールを目指しているが、ノボバカラがやや抜け出して先頭へと替わる。だが、後続の馬達の末脚も鋭く、中からはアルタイル、大外を通ってはノンコノユメも豪快な追い上げで前を捉える勢いだ。

ノンコノユメが豪快に差し切り圧勝

抜けたノボバカラが懸命に粘りを見せていたが、ノンコノユメはノボバカラの粘りを遥かに上回る末脚で迫り、並ぶ間もなく交わして先頭を奪うと、勢いそのままにゴールを通過。後方一気の末脚で2と1/2馬身差のリードを付け、連勝で自身初の重賞タイトルを獲得。
2着には粘りを見せたノボバカラが9番人気という低評価を覆しての入賞。3着にはノボバカラに2と1/2馬身及ばなかったアルタイルが入賞を果たした。

なお、単勝1.5倍の圧倒的支持を受けていたゴールデンバローズは道中掛かり気味となってしまい、直線でも思った程の伸びが見られず。それでも4着と何とか掲示板を確保することが出来た。ひと叩きされた次走以降は巻き返しに期待が懸かるだけに、注目は外せないだろう。


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